ポテンシャルを見込まれ、パートから子育てと両立できる正社員へ!

社会へ出てすぐに不況を経験し、思うようなキャリアを築けなかった私。非正規で働いていた期間が多い上、「今は子育てに注力したい」という思いから、最近はパート勤務を選んでいました。とはいえ、すでに40代半ば。「今後、長く働き続けられるのだろうか」という不安から、アイディに相談しました。

不況で転職を繰り返し、夢から遠ざかる

学生時代から海外旅行が好きで、将来は語学力を活かした仕事に就きたいと思っていました。「海外からのお客様と接したい」とサービス業に就いたのですが、とにかく労働時間が長く、休みも少なめ。長くは続けられないと転職活動をスタートしましたが、その頃から景気が悪化して転職活動は難航しました。


契約社員や派遣社員として仕事についても会社都合で仕事を失うことが重なり、「まずは働ける場所を見つけることが優先」となって、自分の望むキャリアとはかけ離れる結果に。プライベートでは結婚・出産と嬉しいこともありましたが、子供が小さいうちは仕事よりも子育てを優先したいという思いもあって、気がつけばパートでなんとか収入を得るという生活に陥っていました。

「子育てが落ち着いたら、転職適齢期が過ぎている」という言葉にはっとした

子供が成長するにしたがって「もっと安定した仕事につき、収入を増やしたい」と思うようになり、知人の紹介でアイディへ。最初は転職回数が多いことに引け目を感じていたのですが、「色々な仕事経験して、幅広いスキルがあるということ」「これらのスキルをかけ合わせれば、もっと違う仕事に就ける可能性も高まる」と励まされ、自信につながりました。

ところが、いざ仕事選びを始めると、「この仕事は帰りが遅いから、子供の夕食が…」「子供に何かあったとき、休みが取れるかしら」と、ついつい子供優先に。すると「子供はいずれ大きくなってあなたの手を離れるけど、その時に本気で転職活動をしても遅いかもしれないよ?」と言われ、はっとしました。「求職者の年齢を気にする企業は少なくない。もしかしたら、今回の転職があなたの夢をかなえるラストチャンスかもしれない」と言われ、私も思い切って新しい一方を踏み出そうと決意したんです。

コンサルタントの働きかけで、企業も私自身も意識が変わった

最近になってコンサルタントの方から聞いたのですが、今の勤務先は「もう少し若ければ…」と、最初は私の年齢を気にしていたそうです。しかし、「子育てと仕事を両立させる彼女は、きっと他の女性社員の良い手本となるはず」「年齢よりも、人柄や意欲、スキルなどで判断して欲しい」と説得してくださったとのこと。



私自身もコンサルタントの方によって仕事選びが変わったように、企業側もコンサルタントの影響を受けて変わるのだな、と改めて人材紹介の良さを実感しました。

実際に入社した後は会社が私の実績を高く評価してリモート勤務中心に切り替えてくれたため、結果的には子育てとの両立も一層しやすくなりました。「やるべきことをやっていれば、リモート勤務など子育てと両立しやすい働き方もできる」という実績を作ったことで「Mさんのように働きたい」と社内で結婚や出産に積極的になる女性社員が増えたことも、会社は評価してくれているようです。あの時、思い切った決断をして本当に良かったとアイディに感謝しています。