自力での転職に失敗。プロの力を借りて天職に出会えた

アイディのコンサルタントの方とは、仕事を通じて出会いました。たまたま転職を考えていたことから仕事選びの相談に乗ってもらっていたのですが、その時は反対を押し切る形である企業に転職。それが大失敗で、改めてアイディにお世話になることに…。

「商材が変われば営業として成功する」という思いこみで後悔

当時、営業としてある企業で働いていたのですが、商材が競合に比べて魅力に乏しいことに不満を持っていました。上司に「サービスを改善することで売り上げアップを目指しては」と提案しても、「とにかく根性で何とかしろ」というばかり。根本的な課題を解決するといった考えに至らないようでした。こんな環境では営業として成長できないと、仕事を通じて出会ったアイディのコンサルタントの方に相談するようになったんです。

 

色々と親身になってアドバイスしてくれたにも関わらず、私はたまたま声をかけてくれたベンチャー企業への転職へ、心が傾いていました。コンサルタントの方から「この会社のサービスは、本当に魅力ある商材なのかな?もう少しよく調べて検討したら?」と言ってくれたのですが、「君の実力なら今よりもっと稼げる」といった甘い言葉や、社長自らスカウトしてくれたという事実にと舞い上がって、よく考えずに転職を決めてしまったんです。

商材が良くても売れなければ「ブラック企業」に転落する可能性がある

しかし、入ってしばらくするとその会社がブラックであることに嫌でも気がつきました。入社前は羽振りのいいことを言っていましたが、会社は傾いていて、給与の支払いが遅れたり、交通費の支払いを渋られたり。社長も社員も悪い人ではないのですが、経営悪化を言い訳に社員に無茶なことをさせることも。しばらくは頑張ってみようと思ったものの、結局1年ほどで音を上げて、再びアイディにお世話になることにしました。

転職活動そのものが自分を成長する機会になる

「だから言ったじゃないか」と言われることを覚悟して面談に臨んだものの、コンサルタントの方は「今度こそ、長期的な視点でいい会社を選ぼうよ」と温かく迎えてくれ、キャリアコンサルティングがスタート。今までは営業の仕事にこだわっていたけれど、自分は本当に営業の仕事が好きなのか、他に自分に合った仕事があるのではないか…と考え直すことになりました。

 

様々な質問に答えていくうちに「人に教えることが得意なのかな」「それを仕事にしてみたらどう?」というアドバイスが。確かに、それまでも後輩に仕事を教えるのが好きで、自分でいうのもなんですが後輩に慕われる方だったと思い始めました。「思い切って、塾講師を目指してみたらどう?免許や資格がなくてもやる気があればできるよ」という提案を受けて、応募。嬉しいことに1社めで順調に選考が進み、内定がいただけました。

営業にこだわることをやめたら、新しい可能性がひらけた

職種としてはまったくの未経験でしたが、結果的にはこれが大成功。最初は「自分」が先生になるなんて…」「勉強は得意じゃなかったのに」と不安でしたが、今までの仕事で培った「相手の気持ちになって教える経験」が役立ちました。生徒が成長していく姿を見られるのは嬉しいし、生徒や父兄の人気投票でトップになれて、今では「この仕事は自分の天職」と思っています。

 

しかも、待遇は期待通り、福利厚生なども充実していて、将来も安心。いずれは独立して、個人塾を開くのもいいかもしれないな、と思うことも。一度転職で大きな失敗をしたにも関わらず、次のチャンスを作ってくれたアイディに、今でも深く感謝しています。